イタリア、トリノの美術館に作品が常設展示され、
レセプションが行なわれました

 
10月23日に水の薫子の作品「天守物語」「夜叉が池」がトリノのAccorsi Ometto museumに寄贈され永久展示となり美術館では記者発表会が行われました。
 
ジュエリーは音楽や建築のように共有できないものなので、子供たちや美を愛する多くの方に見ていただきたいと、以前から水野薫子が考えていたもので、 イタリアで最初に出来た装飾美術館(博物館)である同美術館とキュレータの協力で今回の常設展示が実現しました。
 
館長のルカ・マナ氏は「この美術館は150年前に日本に招聘され西洋絵画の指導に尽力した 画家アントニオ・フォンタネージ氏が晩年を過ごした場所であり、日本との文化交流には運命を感じる。水野薫子さんの作品は日伊交流の懸け橋となるだろう」と述べました。

キュレーターのエルマンノ・テデスキ氏、ジュエリー評論家のパオラ氏もスピーチをのべ、華やかなイベントとなりました。
 
また翌日の全国紙(新聞)スタンパでは文化欄のトップ記事に、25日の新聞トリネーゼでは一面のトップ記事として扱われました。ジュエリーを文化と考えるイタリアならではの対応です。
   

水野薫子は「イザベッラ・デステなど歴史上の人物の所蔵品の隣に飾っていただけるのは大変に光栄です。作品を見た子供さんが、日本の文化や物語にも興味を持っていただけると嬉しい。日本の方も是非トリノにいらしてご覧いただけると幸いです」と語っている。
 
 
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